多摩大目黒高校vs成立学園
20171028 @駒澤公園第2競技場 全国高校選手権東京都2次予選
1-3
国士舘vs駒場の同日、仕事終わりに駆けつけて、なんとか第4試合を見ることができました。
多摩大目黒vs成立学園
多摩大目黒は先日優勝候補の一つ駒澤高校を破って勢いのあるチーム。
成立学園はT1リーグの3位と実力は間違いないチーム。
キックオフから次第に雨脚が強くなり、明るさもなくなる時間
この時間に撮るのは3週連続。そして3週連続で今回も雨です。
初回暗い中でSSをギリギリに設定した時には、やはり明るさが足りず、
ISOが上がりすぎて、画質がひどかったし
ホワイトバランスもおかしかった。
明るいレンズに変えて再挑戦した前回は、明るさはそれなりに確保できたのですが
照明に影響されて、画面全体が赤く発色した写真が何枚も
うーん・・・
難しい。
これからも、この環境で撮ることが多くなりそうだから
早いうちに攻略しておきたい。
という事で今回3度目の正直。
原因を探ってみて、これかも、と思い当たる、ことがありました。
どうやら東京オリンピック前後に作られたちょっと古い施設の照明に使われている蛍光灯や水銀灯など特有の、ちらつき現象、フリッカーが原因ではないかという事。
蛍光灯などは目に見えない速さで、点滅を繰り返していて、
カメラで連射しようとすると、この点滅のタイミングで、ホワイトバランスが変わってしまって
オートホワイトバランスではどうにも防ぎようがない現象のようです。
全体に赤い色に映ってしまいます。
左の写真はまだあまり強く出てはないですが、タイミングによっては、真っ赤になっている写真もあって
全てボツにしてしまいました。
オリンピック前後に作られた古い施設・・・まさに
でも、今後も駒澤では撮影する機会も多いので、対処法を探してみたところ、
私の使っている、Canon7DmarkⅡには、このフリッカーを低減する機能
フリッカーレス機能がついていることを知りました。
この点滅の波長に合わせて、連写のタイミングをずらしてくれるので
ホワイトバランスを変えることなく、安定した色で撮れるという機能です。
これまで使う機会がなかったので、オフにしたままだったのですが、
これをonにするだけで、フリッカー現象をかなり低減することができます。
この試合では、途中からフリッカーレスをONにして撮影したところ、
ほぼ、フリッカー現象を抑えることができました。
このフリッカーレス機能、7DmarkⅡの特筆すべき機能のようなので、
古い体育館などで撮影する機会の多い方はぜひ使ってみてください。
詳細な設定方法はこちらの公式ページを参考に→フリッカーレス撮影
試合は地力に勝る成立学園が前半に3点を取り試合を有利に進めていましたが
多摩大目黒も落ち着いてきた後半には1点を返して互角の戦いを見せてくれました。
この勝利により成立学園は準決勝、西が丘へコマを進めました。